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なぜ白髪を染めたくないか
わたしだって、白髪を気にはしています。
くせ毛がコンプレックスだった中学生の時には、当時、田舎ではほとんど知られていなかった最新技術のストレートパーマなるものの存在を知るや、一目散に美容院に駆けつけてトライしたぐらいなので、化学薬品に抵抗があるわけでもありません。
でもわたしにとって、くせ毛を矯正することや化粧をすることと、白髪を染めることには違いがあり、後者の「事実を隠す」という意味合いにどうも抵抗を感じるのです。
白髪染めをする人に反対する気は毛頭なく、ただ、白髪染めをしない選択肢が欲しいだけなのですが、女性にとって、白髪染めは、身だしなみのひとつと考えられている風潮があります。
まだオバケのQ太郎だった頃に、日本在住の友人から、「一時帰国のときは、最低、白髪染めぐらいして帰っておいで。日本の女の人はみんなオシャレで、小ぎれいにしてるんだからね。」とアドバイスを受けたこともあります。白髪染めをしないイコール、小汚くて、周囲に失礼なマナー違反者!というぐらいの感じでしょうか。
”ママ友”はできたが”シラ友”がいない
ここまで来て、やっとコラムのタイトルにつなげられるのですが、「シラ友」は、「ママ友」にかけたわたしの造語です。
高齢出産した息子が、ストックホルムにある日本人小学校に毎週土曜日に通うようになって、日本人の「ママ友」がたくさんできました。
ふつうならなんの接点もない人と子どもを通して知り合い、つきあいが始まってできるのが「ママ友」ですが、息子の同級生の日本人ママたちは、しばしば一回り以上、時には20歳ほども年下です。
たとえば、名前を聞いただけで、生まれた時代の違いが明らかなママ友の「もえなちゃん」。
わたしがクラスのママランチ会を企画して、一応敬語モードで一斉お知らせメールを流すと、もえなちゃんが、
「わーい!! とーなんさん、ありがとうございますઈ(◕ั◡◕ั)*゚♡ 私も参加しまーす☆」
と、外見をそのまま文字にしたような、若さとかわいさあふれる顔文字つきの返信を一斉メールでくれるんです。こんなママ友もえなちゃんを見ながらわたしは、鼻の下を伸ばしたおじさんや、アイドルをからかう久本雅美の気持ちがよくわかるのでした。
ママ友も新鮮で嬉しいのですが、シラ友もほしいなぁと思います。
気に入った広告文言
最近、目に留まった化粧品会社のコンセプトが気に入ったのでご紹介します。
美しさの基準が「若さ」になったのは、いつからだろう。
私たちはもう、そんな作られた価値観から解放されていいと思う。
たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん恋をした。
女性として、幸せになる努力をしながら
生きてきた時間が年齢として刻まれるなら、その肌は誇り。
シワだって、その人の魅力をつくる美しさの一部になる。美しいシワを刻もう。
肌は、わたし。
肌は、生き方。
(P.G.C.Dの広告より)
シワ、ばんざい!
白髪、ばんざい!
(ついでに、シミもばんざい? いや、これは取れるものなら、取りたい。。。)
でも、息子の祖母に間違われるたびに、なんとも言えず、いや~な気持ちになるんですよね。