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43歳は冒険家たちの「命の落とし穴」: 生と死の相剋

(2,500文字) 43歳は、「経験の拡大に肉体が追いつかなくなり始める年齢」であると、角幡(かくはた 2022)は言う。43歳…

ISAP夏季集中セミナー:The Jungian Odyssey 2025

一般の方も誰でも参加可能な、年に一度のISAP(国際分析心理研究所)夏季集中セミナー(英語)、「ユンギアン・オデュッセイ」として地方で行わ…

「自己実現」、そんなに目指すべきなのか(伊藤 貫)

(2,000文字) 国際情勢解説を聴いていたら、思いがけず「自己実現」への否定的見解が語られ、なるほどと思ったので紹介したい。…

青年の複雑な心と分かり合えない親子:三島由紀夫「豊饒の海 (1) 春の雪」より抜粋メモ

三島由紀夫の遺作となった長編小説「豊饒の海」、第一巻「春の雪」(1969)を読んで、参考になった箇所を書き抜いた。(2,600文字)…

三島由紀夫「豊饒の海 (1) 春の雪」より」主人公の夢と夢日記を抜粋

三島由紀夫の遺作となった長編小説「豊饒の海」の第一巻「春の雪」 (1969)には、夢の話がよく出てきて、物語で重要な役割を担っている。夢分…

三島由紀夫「豊饒の海」は、第1巻「春の雪」だけでも完結:感想と書評と作品リスト

(1,400文字) 三島由紀夫の「豊饒の海」は全四巻の長編小説であるが、一巻ごとに独立した話になっていて、第一巻「春の雪」は、多くの監督に…

三島由紀夫「豊饒の海」、題名は月に由来する

「豊饒の海」という題名を、三島由紀夫は月から採っている。そこから脱線して、味わいのある昔の漢字の話。(780文字)「豊饒の海」は…

三島由紀夫と学習院:高校生の三島が後輩の中学生たちに贈った言葉

三島由紀夫が40歳で書き始めた長編遺作「豊饒の海」は、平安時代に書かれた「浜松中納言物語」を典拠として書かれているが、三島にその影響を与え…

【三島由紀夫「豊饒の海」資料】:古典「浜松中納言物語」

三島由紀夫「豊饒の海」が、古典「浜松中納言物語」を典拠にして書かれた作品だと知って、第1巻「春の雪」を読んだあとに、どんな話なのか調べてみ…

ユング心理学はイメージの心理学:火星と3月と♂ ── シンボルで遊ぶ

(2024/3/10 コメント加筆)イメージやシンボル、神話や物語の持つ力を借りて、わたしたちは自分の心の深い部分とつながることが…

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  1. スイス・チューリヒ、ユング研究所の門
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