どんな特性にも良い面と悪い面があることをパンダに教えてもらうシリーズ
ルビンの壺(つぼ)
デンマークの心理学者ルビンが考案してよく知られている多義図形、通称「ルビンの壺」。黒を背景とするか白を背景とするかによって、見えてくるものが違ってくるが、両方を同時に見ることはできない。
仕事に熱中する人とあんまり仕事しない人、どちらといっしょにいたいですか?
仕事に熱中する人 – Very focused on work.
仕事への熱中ぶりは尊敬に値します。努力に見合った見返りもいろいろあると思います。自分がだらっとしているときによい刺激になります。
いつも仕事のことが頭にあるから、こちらのことだけを考えてくれることはほとんどない。仕事がうまくいかないとき、不機嫌。だらっとしている自分を、ダメ人間に感じてしまう。そもそも基本的安心感に欠けているから仕事に没頭するのでは?
仕事はあんまりしない人 – Not so focused on work.
他にやりたいことがいろいろあるって、健康的。バランスが取れている人に見えます。こちらに時間をもらえるのも嬉しい。
こちらに野心があると妬まれます。ただの怠け性なのに、資本主義社会への抵抗として装っている感じ。親になったら、子供に不自由な思いをさせるかもしれません。
あのぅ、二者択一ではなく、レッサーパンダ的な意見もあっていいと思いますけど・・・。
両極の意見を聞きながら、たんに「どっちもあり」ではなく、自分らしいバランスのよさを目指していただくのが、このシリーズの目的です。どんなことも偏りすぎるとよくないですし、自分の思い込みも正しいとは限りませんから。
Who Should I Be With?
このシリーズの内容は、2019年、アメリカを旅行したとき本屋で見つけて買ってきた大人のカードゲームを参考にしたもの。40枚のカードの中から一枚ひいて、そのお題を議論するというゲーム。英語の勉強がてらに訳して掲載している。