どんな特性にも良い面と悪い面があることをパンダに教えてもらうシリーズ
ルビンの壺(つぼ)
デンマークの心理学者ルビンが考案してよく知られている多義図形、通称「ルビンの壺」。黒を背景とするか白を背景とするかによって、見えてくるものが違ってくるが、両方を同時に見ることはできない。
ルックスのいい人とそうでもない人、どっちといっしょにいたいですか。
明らかにルックスのいい人 – Obviously beautiful
美人やイケメンがいいに決まってます。目の保養になります。12歳ぐらいからちやほやされ続けて、自信がありそうな感じもいいと思います。
虚栄心がある人が多い気がします。常にライバルを気にしているし、ピークを過ぎたあとの劣化度合いも大きい。自分の老化をやたら気にしますよね。容姿に自信がない人の気持ちもわからず無神経で傲慢。
万人受けするルックスじゃない人 – What the French call ‘jolie laid(e)’
フランス語で”jolie laid(e)”っていう言葉があります。いわゆる美男美女じゃなくても個性的な魅力がある人、そういう人の方が好きです。それに容姿で人を判断しないことで、自分の賢さを感じられる気がします。外見の代わりに内面が磨かれている人が多いし、いっしょにいて楽しい。他のことだけでなく自分を笑いのタネにできるユーモアがあります。
ひねくれている人もいます。容姿に恵まれている人を妬んでいたり、ものすごく意地悪で感じ悪い人も時々います。
あのぅ、二者択一ではなく、レッサーパンダ的な意見もあっていいと思いますけど・・・。
両極の意見を聞きながら、たんに「どっちもあり」ではなく、自分らしいバランスのよさを目指していただくのが、このシリーズの目的です。どんなことも偏りすぎるとよくないですし、自分の思い込みも正しいとは限りませんから。
Who Should I Be With?
このシリーズの内容は、2019年、アメリカを旅行したとき本屋で見つけて買ってきた大人のカードゲームを参考にしたもの。40枚のカードの中から一枚ひいて、そのお題を議論するというゲーム。英語の勉強がてらに訳して掲載している。