いただきものの本「生きるコント〈2〉」 (文春文庫)がおもしろくて、一気に読みました。その中で、大宮エリー氏は、コピーライター、CM…
スイスにいた頃、日本人の同僚に紹介してもらった詩のことが、ふと頭に浮かんできたので引用します。「みみをすます」谷川俊太郎(福音館書…
ユングは、個人が世の中に貢献できることがあるとすれば、それは、各自が「精神的に成長して、”変わっていく”こと」だという意味のことを言ってい…
(”Midlife Spirituality and Jungian Archetypes”からの抜粋 です。)「鏡を見ない限り、自分の歳…
(”Midlife Spirituality and Jungian Archetypes”からの抜粋 です。)典型的な外向型の性格…
運命(destiny)と宿命(fate)は、「元から定められている巡り合わせ」として、同意で使われるのが一般的ですが、ギリシア神話や深層心…
仏教では、「悟りの境地に達する」という言い方がありますが、ユング派の分析ではそれに匹敵する言い方がありません。たとえば「聖なる結婚(ヒ…
「聖なる結婚」は、ユング派の分析がめざすゴールのイメージのひとつです。内なる結婚、つまり個人のこころの中で、自分の知っている自分と自分の…
「かわいそうな恵まれた子」は、アリス・ミラー(1923-2010、ポーランド出身、スイスの心理学者で“元”精神分析家)の「才能ある子のドラ…
日本では、その年の最初に見る「初夢(はつゆめ)」を重んじる文化がありますが、ユング派の精神分析では、分析を始めたころに見た夢を、とくに「イニ…