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「みなしごハッチ」を観たのは3歳のときだった

なんと「みなしごハッチ」を知らないクライエントさんがいたので、大事な昭和の文化として伝えておかねばと思って書き始めたが、自分が郷愁に浸って終わった。主題歌がなつかしくてYoutubeに集まってきた、同世代の中高年のみなさんのコメントをたくさん紹介。(2,800文字)

「昆虫物語 みなしごハッチ」

以下、ウィキペディアより。

スズメバチに襲われ母と離れ離れになってしまった主人公ミツバチのハッチがまだ見ぬ母を探して苦難の旅をするストーリー。ハッチがまだ卵の頃にシマコハナバチのおばさんに拾われ育てられていたが、自分がミツバチの子であることを知り、本当の母を探しに旅に出る。ほぼ毎回悪役にいじめられたり、他の虫の死に遭遇するなど子供向けアニメにしては悲劇的なストーリーが多い。

●『昆虫物語 みなしごハッチ』:1970年(昭和45年)4月7日から1971年(昭和46年)12月28日まで、毎週火曜日19時00分-19時30分の時間帯にフジテレビ系で放送。全91回。
制作はタツノコプロ。

このアニメは実に長かった! 今では考えられないほどの長編です。

わたしが見たのはこの元祖ですが、こんなに鮮明に記憶に残っているのに、当時まだ3-4歳だったんですね。

今では、昨日観た映画も忘れてしまうのに・・・。

●『昆虫物語 新みなしごハッチ』:1974年(昭和49年)4月5日から同年9月27日まで、毎週金曜日19時00分-19時30分の時間帯に毎日放送制作・NETテレビ系(当時の系列)で放送。「昆虫物語 みなしごハッチ」の続編。

●『昆虫物語 みなしごハッチ』(リメイク版):1989年(平成元年)7月21日から1990年(平成2年)8月31日まで、毎週金曜日17時30分-18時00分の時間帯に日本テレビ系で放映。全55回。

●2010年7月31日には『昆虫物語 みつばちハッチ〜勇気のメロディ〜』のタイトルで松竹より劇場アニメが公開された。

「みなしごハッチ」の主題歌

シリアスながらもパンチの効いたこのオープニングの主題歌、ほとんど覚えていて歌えます。

この当時のタツノコアニメの歌の印象は「皆、こぶしを効かせて唄う演歌調」でしたねえ。

オープニングの歌は、社会人野球の日本製鉄かずさマジックが応援曲として使用していましたよ。

もうダメ。
イントロ聞いただけで泣いてる。

見た目と裏腹に16ビートで超ロックなオープニング、かっこいい…

もはや子供の見るアニメの歌ではないよね😭
この哀愁漂う歌詞と音使い😭

当時父子家庭(離別)だった我が家では、この番組は父親に隠れて観てました。
兄がエンディングを見るたび涙ぐんでたと思います。離婚時三歳だった私は母親の記憶がほとんどありませんが。今は兄ともども継母と仲良くやってますけど。。。

何度泣かされたか。そして何度虫を助けたか。
そういう子供が多かったと思う。

昭和のアニメって何かを感じさせてくれる…

昔のアニメは歌もしっかりしていますね。 このアニメは弱肉強食もしっかり描かれていて、悲しくも大事な事を見せてくれた気がします。

このアニメ見れてよかった。人生の原点。

当時、継母に厳しく育てられながら、生き別れた母の姿とハッチのママを重ね合わせて見てました。ハッチが頼りなくてモヤモヤしながら見ていたのが懐かしいです。

ハッチのお母さん、白い毛皮のようなふわふわ感があって
あこがれでしたね^^やさしそうな笑顔で^^

切ないストーリーと歌詞。小さい頃から切なかったのを思い出す。大事なアニメだった。

大人になってから見ると、本当に深い話だなと改めて感じましたね。母と子の愛だけでなく、ハッチが旅の途中で出会う虫たちと、お互いに助け合ったり喜び合ったり、時には悲しみも分け合ったり、そうしてハッチが成長していく。
本当にいろんなことを教えてもらいました。

人間を残虐非道な巨大獣として描くところなど いい線行ってた。ある意味仏教的。アニメひとつ作るにも気迫がある時代だったよな。

懐かし過ぎて号泣~~^^;
片親だった私は、小学2年の時、ハッチが旅の途中でママどこにいるの・・・っていうシーンでリンクして一緒に泣いたのを今でも覚えています。

当時3~4歳だった私は、ママと再会して抱き合うシーンを母と何度もマネしてました(笑)

1才頃の娘とテレビを見ていた、あの幸せな時間が忘れられません。

大好きなアニメ!当時はよく内容を理解できず、皆がハッチに意地悪なのが悲しくて泣いてました。エンディングでは自分がママを失う想像したり、ハッチの寂しさを想像して泣いてましたw

毎回エンデェングで泣きながら歌い、母に心配されてました。

今必要なのは泣きですね。テレビから消えたのはこれと暴力とエロス。あれもだめこれもだめとやった結果、人の心を打つ泥臭さが無くなってしまった。

「みなしご」が、差別用語か放送禁止用語なんですよね。窮屈な時代になったものです。

やべぇよクソ懐かしいよめっちゃ見てたわ。切ないアニメだった。

ハッチと一緒に遊んでいた虫たちが他の虫に襲われて食べられたり人間に捕まったり駆除されたりして、今思うと結構残酷な描写もあったけれど、厳しい現実を教えていたんだなと思う。 このアニメ、理不尽な暴力や差別なんかをこれでもかってくらい描写してた。

幼稚園の頃に観て、悪いことをしていないのに、しかもひたむきに頑張っているのにめちゃくちゃいじめられたり理不尽な目に遭いまくるハッチが可哀想で仕方がなかったですが、現実の人生がこれにかなり近いです。😂

何話か忘れたけど、ゴキブリに育てられた蝶子もすげー可愛かった。

唯一覚えてるシーンは、カタツムリのおじさんが食べられて殻だけゴロンっとなったシーン。幼稚園児にはトラウマシーンでした。

大人になった今 ハッチを観ると涙が出ますね。今思うとよくこんな悲しいアニメよく観ていたなぁ…と思いますね😅 でもこんな番組を観ていられた子供時代は幸せだったんだなぁ…と思います。なんか今のテレビはなんか違和感があるのは私だけかな…五十代のおじさまですけどねぇ…

キリがないのでこのへんで引用はやめておきますが、ひとり親家庭でこのテレビアニメを観ていた人、いっしょに観ていた母親が号泣していたと言う人、わたしが覚えていない場面を覚えている人・・・同時代のいろんな子供たちを想像しながらコメントを読み耽ってしまいました。

わたしが唯一、はっきり覚えているのは、ハッチが必死で止めるのも聞かず、煌々と輝く灯りの魅力に抗えずに引き寄せられ、その危険な饗宴の場で踊り疲れてバタバタと死んでいく虫たちのシーンです。あとで「飛んで火に入る夏の虫」をいう言葉を習ったときに、アレだと思いました。

●「みなしごハッチ(1970)」の視聴はたとえばこちらで。(アイキャッチ画像もここから。)
https://www.hulu.jp/the-adventures-of-hutch-the-honeybee

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