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日本人の曲がった脚は盆栽のように造られた:外国人によるO脚・X脚解説!

(2022/6/19更新:本文760文字+オマケのスウェーデン語+ちょっと問題ありそうな付記、全文で1,600文字。)


以前、中国の纏足(てんそく)について他人事として書いたことがある(「脳みその纏足」2021/7/8)が、日本人の曲がった脚をそれと似たようなものとして解説している英文記事(2022/6/17付)を読んだ。仰天しつつも、ひとつの見方として面白かったので紹介する。

記事内に、上のようにX脚の写真が纏足や少数民族の長い首と並べて合成されていた。以下、内容の一部を抜粋。

●日本の公立幼稚園ではぺたんこ座りを奨励する。

●日本の公立の小学校では、生徒は極小サイズの机を与えられ、一日中背中を丸めてかがみこんだ姿勢で座らされる。(背骨、骨盤、膝に、致命的なダメージを与える姿勢。)

●日本の公立の学校の小学生たちは自分たちで教室の掃除をしなければならない。しかも床は這いつくばって雑巾がけ。(給食を子供が自分たちで配膳するなど立ちっぱなしの時間も長く、学校に勉強しに行っているのか、それとも労働しに行っているのか。)

●学校で1日に1,000回ほどおじぎをさせられる。(明らかに首の骨に悪影響を与える。)

●八重歯同様に、女の子のX脚が可愛いという、外国人には信じがたい価値観を植え付けられている。

この著者は、自然に逆らって造られた、発育不全ともいえるこのような日本人体型は、盆栽を思い起こさせると言う。X脚と違ってBonsaiの方は、日本の素晴らしいアートとして世界的に賞賛されてもいるのだが、苗木のうちから、成長しないように、あるいは自分の思い通りの方向に枝が伸びるように固められたり歪められたりした上、最後にあちこちを残酷にちょんぎられるBonsai treeは、自然の生命力を完全に奪われていて、まるで成長が止まった小人のように哀れだとのこと。

O脚、猫背、巻き肩はわたしのコンプレックスです。姿勢のいい知人の中には、子どもの頃、家で背中にモノサシを入れられていたという人もいますので、ぺたんこ座りや悪い姿勢を厳しく注意してくれなかった親を恨んでいましたが、日本文化の影響でもあったのかと思いました。

(本文、おしまい)

おまけ:X脚・O脚のスウェーデン語が面白い

X脚は、kobent(koは牛、bentは脚)で直訳すると「牛の足」。(英語ではknock-kneed, in-toedと面白くない。)

O脚は、hjulbent(hjulは車輪)で車輪あし。(英語ではbandy legged, bow-legged。弓も面白いが車輪には負ける。)

わたしの脚は車輪型・・・。😂

車輪といえば、日本に来たのが初めてというヨーロッパ人を案内したとき、彼が驚いていたことのひとつが、日本人が膝を曲げたまま自転車に乗っているということでした。あんな膝に負担のかかる乗り方をするなんて信じられないと、しきりに言っていたのです。毎朝、高校まで5キロの道を全速力で自転車通学したことも、わたしの車輪足を造ったに違いありません。

今日(2022/6/19)のニュースで、バイデン大統領が自転車で転倒してましたよ。老人はこんなかっこいい自転車に乗らず、ママチャリで、さらに足が地面にべったり着くようにサドルを下げて乗りゃいいんだと思ったところです。わたしは老人ではありませんが、安全のためにサドルはいちばん低くしています。

この英文記事でもっとも驚いた箇所

このコラムは、この項目を入れずに無難に終わるつもりでしたが、やっぱり付け加えます。

否定的意見や批判もあるだろうことを承知の上で参考までに付記するが、このイギリス人著者は、日本人の曲がった足は、田舎の農村の老人の腰が極端に曲がっているのと同じで、ズバリ「低い社会的階級」を表していると言っている。そして熟練した社会科学者は、日本人の社会的階級(ソーシャルクラス)を身なりや乗っている車ではなく、脚の形や歯並びから瞬時に判断可能だと書いてあった。上で「公立の」学校と書いてあったのは、公立=上流階級の子供が行かない学校、の意味。

この外人さんによると、上流階級の人たちの脚はまっすぐなんですね。うらやましい!

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