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出光真子「父の情景」
「父の情景」(1981)は、出光佐三が逝去した年に作成された約6分間の短編フィルムである。出光真子による作品解説は短く「亡くなった出光の父への鎮魂歌。」の一言だけ。以下のようなイメージの作品であるが、一体、どんな内容なのかこればかりは想像がつかないので興味津々だ。英語のタイトルは”Emotional volatility”。
出光真子「サム、聞いてるの?」
元夫、サム・フランシスのドキュメンタリーフィルム(1974, 60分)には、パトロンでありコレクターである父、出光佐三のインタビューも入っている。
アメリカンセンターからの委嘱を受け当時の夫である画家のサム・フランシスを紹介するドキュメンタリーを制作。彼を知る5人のインタビューで構成した。武満徹、瀧口修造、出光佐三、高松次郎、富岡多恵子がサムについて語る。
作品解説より
サム・フランシスという画家のことは、今まで知りませんでしたが、第二次世界大戦中、飛行訓練中の事故で入院していたときに”啓示を受けて”画家になった人だそうです。故郷の大原美術館にも作品が一点(「メキシコ」)あるようです。