【非公式情報】:ユング派分析家の資格を取るためのトレーニングを受けるために必要な分析経験が、オンラインセッションでも可能になった。
2012年の自分の写真が公開されているのを発見!
スイスのチューリヒに留学してユング派分析家の資格を取るにあたり、応募するときの最低条件は、大学院の修士号(分野は問われない)を持っていることと、ユング派の分析家に最低50時間の分析を受けることのふたつだが、これまで後者の条件をクリアすることがなかなか難しかった。分析家の数が少ない上に多くの分析家が大学や病院に在籍していて忙しいため、予約を取るのも難しく、交通費と時間をかけて遠くまで通わなければいけないことも多かったのだ。
対面セッションしか数えられなかった50時間の分析数が、オンラインセッションも入れてよいとなると、このハードルがぐんと低くなる。
(個人的にISAPに問い合わせて得た非公式情報。公式の規定には分析セッションの形態については明記されていないが、以前に問い合わせたときには対面セッションのみカウント可でオンラインは不可とのことだった。)
カウンセラーになりたい人のためのサイトより
「心理カウンセラー資格難易度ランキング1位~10位|プロが判定」では、ユング派分析家の資格が資格取得難易度1位になっている。
以下のページの下の方には、このサイトを運営されている方と並んでいる若いわたしの写真が!
最難関の心理資格!「ユング派分析家国際資格」の取得に必要な事
ストックホルムのオフィス内で写した写真が掲載されています。
★最新の具体的情報はISAPの公式ページ(英語)参照
お勧めしたい中高年のスイス留学
スイスのチューリヒに留学してユング心理学を学ぶことは、いくつになって挑戦しても遅すぎない。資格を取って働くことを目的にするよりも、資格を取る過程や、スイスでユング心理学を通じて自分を知ることそのものにもっと大きな価値があるので、資格を取ることにこだわる必要もないし、早く資格を取った人が偉いわけでもない。資格を取ったとしても、そのあとも学びの過程は死ぬまで続く。わたしがトレーニングを受けていた頃は、70代の人もちらほらいたし、いつその機会が訪れるかは人それぞれにタイミングがあるのだと思う。
※冒頭の写真はスイス、チューリヒの街