(980文字、読むのに5分。)
とても見応えのある最近の映画を教えてもらった。重い余韻が一晩寝ても残るぐらい深い部分に触れる心理学的な作品、”The Unforgivable”(2021年、邦題「消えない罪」)。主演サンドラ・ブロック (Sandra Bullock)、音楽 ハンス・ジマー(Hans Zimmer)。Netflixが観れる方にはぜひお勧めしたい。
映画の内容や、主演のハリウッド女優については触れないが、映画音楽で知られるドイツ出身の作曲家ハンス・ジマー(Hans Zimmer, 1957-)のことだけメモしておく。
ハンス・ジマーの作品の特徴
シンセサイザーとオーケストラをミックスさせた、壮大で耳当たりの良いメロディアスな楽曲が特徴的である。低音域の強調やミュート、コーラスなども効果的に用い、映像の展開や演者の動き、また心境の変化などにも合わせた緻密な編曲を組むだけでなく、場面や舞台に応じた幅広いジャンルの曲調を操ることもできる。従来はバックグラウンドで単調に流される傾向が強かった映画音楽の役割を、これまで以上に演出効果の一部として音楽に担わせることを成功させている。
ウィキペディアより
●特に有名なのは、『ザ・ロック』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマ。
●映画『バックドラフト』のテーマ曲は、『料理の鉄人』のBGMにも使われた。
●日米両国で大ヒットを記録した『ラスト サムライ』のサントラ作曲を手掛けたのもこの人。
●世界的人気ゲームである『Call of Duty』シリーズの1作品である『Call of Duty: Modern Warfare 2』にて初めてゲームに楽曲を提供し話題になった。
「料理の鉄人」の話は、最近、仕事で出たところなので、動画を貼り付けておきます。NHKの大河ドラマに、イタリアのモリコーネが音楽を担当していたものがあると知ったときも驚きましたが、なつかしい「料理の鉄人」のこのオープニング音楽は、世界的に有名な映画音楽作曲家の曲だったのですね。