2016年2月11日のスウェーデン無料タブロイド誌に、子供の食欲増進のためのヒントとして、日本のキャラ弁が大きく紹介されていました。以前、日本人のお母さんが、スウェーデンの幼稚園に、キャラ弁を作って子供に持たせたところ、大きな注目を集めて、先生に頼まれて「キャラ弁講座」まで開くことになったという話を聞いたことがあります。
こちらのお弁当は、丸ごとリンゴと人参スティックだけだったり、せいぜい、パンにソーセージが一本、はさまれているだけだったり、といたってシンプルです。
日本ではキャラ弁を作れる器用なお母さんがたくさんいることが、日本人として誇らしい一方、2ミリの厚さの花型人参が数枚と、10本の人参スティックでは、栄養価が全然違うなぁとも思えます。また、こちらでは、リュックサックにお弁当を入れて走り回ったあと、自然の中で石に座ってお弁当タイムというのがふつうなので、キャラ弁が原型をとどめているのが難しかったりもします。