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BMWの広告(2005)「人生に多くのことを求める人へ」

ブランドはお客がつくる

前のページでコメントを引用させていただいた記事に、参考になる話が書いてあった。

日本では、ブランドというと、知名度だと勘違いしている会社やコンサルタントがいて、かっこいいロゴマークを作り、それを莫大な予算をかけてCMをして、露出を高めて認知度をあげたら、それでブランドができると思っているがそれは大きな間違い。大事なのはコンセプトであり、メッセージや物語。それに共感したお客さまが、ブランドを創っていく。「理想のお客さま」はどんな人かを明確にして、これを勝手にターゲットにしてみる。ウチの商品はこういう人に買ってもらいたい。そういうことを考えてみる。・・・(後略)

出典はこちら

当個人商店は「ブランド」とは無関係だが、「頑固オヤジのラーメン屋」路線を目指している。これを読んで「理想のお客さま」をイメージしようとしたら楽しい気分になってくると同時に、これまで当店を選んで来ていただいた方が理想のお客さまだったので、これからも狭い入り口のまま細々とやっていきたい。

BMWを愛するオトコの気持ち

世の中には車好きの男性が多いので、いつか心理学的に考察してみたいものだが、その日がいつになるかわからないので今日のところは、いちBMWユーザーの熱い思いを備忘録として書き留めておこうと思う。

ボクはずっとBMWのユーザーで、BMWのこの広告を見て、とっても嬉しかったのを記憶している。
(中略)
今でもBMWユーザーです。メルセデスもアウディもヴォルヴォも運転したことがありますが、やっぱりしっくりしない。何だろう、あの魅力は。

例えば出張の時、空港まで運転して行き、駐車場に停め、ターミナルの方に歩き出した時に、必ず振り返ってしまう。帰りも、駐車場で自分のクルマを見た瞬間「帰ってきたな〜」って思う感覚。何とも言えないんですけど、そんな感じです。

運転している時も特別です。レスポンスがいい。思った通りに、あるいは思った以上の走りです。普段はソフィスティケイトな女性のようにエレガントなのに、ある時にはまるで野獣のようになる。そんな感じ(伝わらないかな:笑)

ともかくこれからもBMWを乗り続けていくと思う。車のスペックも素晴らしいのでしょうけど、それ以外の何かが違うんです。それがこの広告に現れている。それは車というものに対する「思い」や「哲学」なのかもしれないし、もしかすると目に見えない何か特別なもの。ある種の人の精神に共鳴する「何か」。それはよくわからないけど、空気感まで変えてしまうものです。

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自動車やオートバイに対する思い入れはよくわかりませんが、「スペック以外の何かが違う」、「目に見えない何か特別なもの。ある種の、人の精神に共鳴する”何か”」があるというのは共感できる気がします。

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