2021/3/28 更新:過去記事に加筆(全2ページ2200文字)
Contents
- Page 1 (今、ココ)
- BMWの広告(2005)
- Page 2
- ブランドはお客がつくる
- BMWを愛するオトコの気持ち
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BMWの広告(2005)
2005年9月、日本経済新聞の全面広告として掲載された「人生に多くの人を求める人へ、BMW」。仕事中に当時のクライエントに教えてもらって印象に残っていたもので、コロナ以降、とりわけバランスをとることの大切さを感じることが多くなってこの広告のことをまた思い出した。15年が経過してもいいコピーだなと思える。
有意義も好きだが、──無意味なことも好きな人。
ワインにも詳しいが、 ──恐竜にも詳しい人。
常識は持っているが、 ──決して縛られない人。
ITには強いが、 ──手紙は万年筆で書く人。
家庭を愛しているが、── 時には家庭を忘れられる人。
孤独も好きだが、 ──社交も上手な人。
常に冷静だが 、──時に情熱的になれる人。
クラシックも聴くが、 ──ロックも愛している人。
自信はあっても、──過信はしない人。
美術館にも行くが、──ジムにも行く人。
協調もできるが、 ──反論もできる人。
夜更かしはするが、 ──朝きちんと起きる人。
守るものが多くても ──冒険できる人。
部下には優しいが、 ──上司には厳しい人。
食べるのも好きだが ──料理もできる人。
上質にこだわるが、 ──贅沢は好きじゃない人。
自分の誕生日は忘れても ──約束の時間は守る人。
どなたか女性版もつくってください! キャリアウーマンの方などそのまま採用できそうな項目も多いですが、「恐竜」は何に差し替えたらいいですかね。
BMWの広告いいですね。私は男じゃないですが全部憧れるので、とーなんさんが、女性版も欲しいとコメントされている意味が、初めわからなかったぐらいです。
BMWやるな~。いいですよね~。「ウチのクルマはこういう人に乗ってもらいたい。」そう宣言している。このコピー、すべて当てはまるような人、現実にはなかなかいません。でも、こういう人になりたいと思っている人、憧れている人は、かなりいる。(F氏のブログより)
「駆けぬける歓び」
ついでに、半世紀以上使われているBMWのスローガン「駆け抜ける喜び」も紹介。オリジナルのドイツ語”aus Freude am Fahren”が英語訳では、”Sheer Driving Pleasure”といまひとつだが、「駆け抜ける喜び」という日本語訳は秀逸だと思う。
おまけページに続く
(元記事の公開日:2011-09-24)