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経済崩壊の危機が来る?

The Economic Collapse: Are You Prepared For The Coming Economic Collapse And The Next Great Depression?
― 経済崩壊、来たる経済崩壊と大不況への準備はできていますか?


こんなイメージ写真のついた同紙の2011年12月23日付の記事のタイトルは、「”A Very Scary Christmas And An Incredibly Frightening New Year”(とても恐いクリスマスと、ぞっとするような正月)」でした。

世間は、のんびりとしていてまったく平和な休暇シーズンだが、クリスマスだ、正月だといって浮かれている場合ではない。世界経済が、のっぴきならない非常事態を迎えようとしているのに、クリスマスツリーの周りで踊って、安物のプレゼントの包みを開いて喜んでいてもいいのか!という警鐘です。
著名な経済学者たちのことばを引用し、深刻な経済危機が避けられないことを説明しながら、「まー、大きな問題にぶちあたるのも時間の問題だから、今のうちにせいぜい楽しんでおくのもひとつだけどね。」という皮肉で結ばれています。

ここからは余談ですが、わたしは、経済のことが「まったくわからない」部類の女です。
自分の財布と貯金通帳の中にある、ほんのわずかなお金以外のことは、何も知らないし、知ろうともしないで生きてきました。知らないことを恥ずかしいとも思わず、自分に(間接的に)関係あっても(直接的に)関係ないと思ってやってきたのです。

でも、ヨーロッパで暮らし始めて、知らないことを恥ずかしく思うようになりました。
それで、こんな記事を無理して読んでみるのですが、「経済危機が来るから、準備しろ」といわれても、具体的にどうしたらいいのかわからず困惑するだけです。
何もできないので、やっぱり知らないままでもいいかと思ってしまいます。

そんなときに、日本からのグリーティングカードに書かれてあった言葉に目が留まりました。

来年(2012年)は、おそらく世界経済がいよいよ本格的に変調をきたす年になると予感していますが、中国の祈雨術師のように、タオから外れず、平常心を保って(良い意味で能天気に)いきたいと思っています。

男性が、(といっても、男性が一般に、という意味ではないのはもちろんのことですが、)「社会のしくみや動きをきちんと把握しながらも、その現実に心理的に巻き込まれることなく淡々とやっていく」、そのあるべき姿勢のようなものが、この文章から感じとれ、これをお手本にしながら、自分の「知ってもどうにもできないことは、知りたくない。」という態度を改めなくてはと感じた次第です。

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