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パリの古本屋で”履けない靴”展、開催中

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”履けない靴”をつくった作家の意図

実用的な服作りに携わりながら、私はある時、自分が見てみたいもの、美しいと思うものを用途や目的を度外視して作りたいという思いからこれらの作品制作を始めました。

Xingzi(アーティスト)、展示会ウェブサイトより抜粋。

ユング派分析家が作品の靴を人として分析

この展示会でユニークなのは、芸術に造詣が深いことで有名なスイス人のユング派分析家が、これらの靴を芸術作品としてではなく”人として”分析しているところだ。

靴だけど履けないことの意味にこだわった作家Xingziはまた、これらの靴を自分の創作物としてというよりも、ひとつひとつ固有の人格を持った独立した存在として扱うことにこだわっている。

そうやっていっそうの生命力と活力を与えられた靴たちそれぞれにXingziは、古い本というパートナーを選んでいっしょに並べた。ひとつひとつの靴にふさわしい本を、書店中にある何千冊もの本の題名を見ながら選んだそうだ。

”履けない靴”展示会の情報

Chaussures Inutiles xingzi   
履けない靴
45-46-47 Galerie Vivienne 75002 Paris
期間:8/25-9/6/2020
ウェブサイト:www.xingzi.fr (2020年9月7日まで閲覧可能)

ユング派分析家ポール・ブルーチェ(Dr.Paul Brutsche)

Dr.Paul Brutsche

ポール・ブルーチェ博士(1943- ):スイス、チューリヒ在住のユング派分析家。スイス分析心理学会会長、チューリヒ・ユング研究所所長、ISAP研究所初代所長を歴任。著書に「Creativity: Patterns of Creative Imagination as Seen Through Art(創造性:芸術に見られる創造的イマジネーションのパターン)」がある。

ブルーチェは大御所というだけでなく、スイスのユング研究所やISAP国際分析心理学研究所に留学経験のある日本人にとても人気のある分析家で、現在、日本でユング派分析家として活躍している人たちの中には、ブルーチェに分析や指導を受けた人が相当数いる。

パリの古本屋さんに並んだそれぞれに個性を持った履けない靴たち、見に行けなくて残念です。近くにお住まいの方は、ぜひ立ち寄ってみてください。

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